手首の骨折(橈骨遠位端骨折)②

Pocket

今回は橈骨遠位端骨折のその後をお伝えします。

①はこちら。
https://seitai-chiba.com/橈骨遠位端骨折1

去年の6月1日に手術をして8ヶ月が経ち、手術をしてくれた先生が別の病院に異動になるとのことで3月にプレートを外す手術をすることになりました。

簡単に経過のおさらいです。

平成29年5月26日に階段で左手をついて転倒し、6月1日にプレートを入れる手術をしました。

まず始めにそもそもプレートを外す必要があるのか?について。

これは任意です。

外しても、外さなくてもどちらでも構いません。

今までプレートを入れて何年か後に、触れなかったプレートが皮膚の上から触れるようになった。という人を何人か見たことがあります。

やはり人間の体にとっては異物であるので体が外へ出そうとしている反応だそうです。

そういうことを考えると私は取った方がいいと思います。ですが、高齢だったりすれば外さなくてもいいと思います。やはり手術は体にとっては大きな負担ですし、どんなに簡単な手術であっても100%成功するという保証はないですから。

今回は当事者の母親の意見と私の意見と先生の意見が一致したのでプレートを外す手術をすることになりました。

次にプレートを外す時期について。

これは術後、6〜12ヶ月後であればいつでも問題はないとのこと。基本的にこれくらいの時間が経過すれば骨が安定しているので問題がないとのことらしいです。
また間が開きすぎてしまうと今度は外しにくくなってしまうそうです(出来ないことはないらしいですが)。

今回の手術の前にCT撮影をして、骨が完全に付いていて問題がないかを確認しました。レントゲン検査だけでは確認はできないとのことだそうです。

平成30年3月17日  手術直前の状況

骨折したことで日常生活に全く支障はありませんでした。
少しだけ可動域制限はありますが、これだけ回復していれば今までの経験上、だいぶ経過はいい方だと思います。

3月19日  手術

午後2時からの手術でしたが急患が入ったとのことで午後4時過ぎからの手術になりました。だいたい1時間くらいでした。

今回は伝達麻酔。部分麻酔のためギコギコ言っているのが聞こえたそうです。

前回の手術の後は麻酔が効きすぎたのか、眠っていて起きた後も吐き気がすごかったりしたが今回は意識もはっきりしていて吐き気などもなかった。

術後のレントゲン写真 ↓
きれいに外せていました。骨折部もほぼ分からない感じです。
ネジ跡の穴は徐々に骨が埋まってくるそうです。

繋いでいたプレート ↓
意外と小さいなぁという印象でした。

3月21日  退院

本当なら昨日の段階で退院できたのですが、母親の意向で1日だけ入院させてもらいました。1週間は風呂には入れないとのこと。
↓ 術後2日ですが、まだ指は結構むくんでいました。

この白いのはスポンジ状のもので、絆創膏の上に置くことで出血を吸ってくれているそうです。(黒く見えるのが血液)
この上に簡単な包帯を巻いていました。三角巾は必要ない。とのこと。

力が入るようなことがあると縫ったところが開いてしまうので気をつけるように。とだけ言われ、少々のことはしても構わない。とのこと。

3月28日 診察

抜糸はしなかった。母親いわく、「糸で縫ったと思ったけど。。」
もうほとんどのことはやってもいいし、車の運転はもう少ししたら始めていいそう。
また、少しずつ濡らしてもいいとのこと。

3月30日 

シャワーを浴びた。

4月3日 

生活上で全く問題なし。車の運転も始めた。
雑巾を絞る時に前腕部が痛かったらしい。

3月17日の手術直前の可動域よりは狭いです。特に背屈。ですが、病院ではリハビリの必要はないとのことで、これにて終了だそうです。

ちょうど手術をしたのが去年の6月1日なので、まる10ヶ月で完治ということになりました。

当初、私自身あまり手術には前向きではなかったのですが、今回の母親の経過を見た感じでは手術に対する考え方が少しだけ変わりました。

保存療法では完治まで何も問題がなければ2〜3ヶ月前後だと思われますが、変形が残ったり可動域制限が残ったりすることは多々見受けられます。

もちろん手術をしても全部が今回のように上手くいくわけではありませんし、可動域制限を残している方も多く見てきました。

また、母親は前向きな性格と専業主婦のため暇さえあれば先生に言われたリハビリをしているようなとても真面目な生徒であったのが、可動域制限をそれほど残さなかった一番大きな理由だと思います。

手術をするか保存治療にするかという選択はみなさんとても悩むところだと思います。

もちろん、絶対手術をしないといけない場合手術をしなくてもいい場合はあります。
しかしどちらでもいい場合というのが存在します。

もし悩むようであったら、何人かの専門家に相談することが一番だと思います。一人ではなくてセカンド・サードオピニオンをして下さい。くれぐれも素人に聞くことは止めてください。混乱するだけで何も解決しませんので。

一応私の私見を言います。私の意見はあくまでも手術は最終手段にするべきだということは絶対だと思います。

人間の身体はそれ自体が完成形であるので、そこにメスを入れる行為は完成形に傷をつけることになりますので。

そして手術をするしないよりも大切なことは「リハビリを継続してできるかで予後が決まる」ということです。

この記事がだれか一人でも参考になればうれしく思います。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください