上腕骨骨折(腕相撲骨折)

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32歳男性会社員

主訴)左腕が痛い
原因)2日前に会社の社員旅行の宴会中。腕相撲大会で試合中に受傷(ボキッと大きな音がしたそうです)。
症状)上腕から前腕までのシーネ固定で来院(バストバンドで体幹と固定)。
   神経症状・血液循環に問題なし。
   うずくまり腕が動かせない状況だった。
   すぐに旅行先の総合病院にて上腕骨骨折の診断を受けた。

あなたはこの患者さんにどんなアドバイスをしますか?

まず腕相撲骨折とは、上腕骨に大きな捻じる力が瞬間的に加わることで発生します。 比較的若者の発生が多い。投球骨折も同じような原理で発生する。

今回のレントゲン

典型的な腕相撲骨折です。骨幹部の少し下方の螺旋骨折です。

旅先の病院では多少ずれてもいいなら手術しなくてもいいと思う。と言われたそうです。

色々考え方はありますが、32歳と若いし螺旋骨折でまっすぐ骨がつくことはほぼ不可能であるので手術を勧めて大学病院に紹介しました。

腕相撲は実は危険な行為です。特にお酒を飲んで腕相撲をするのは危険です。お酒で感覚が麻痺しているといつもは脳が制御してストッパーをかけているのですが、いつの間にかそれが外れて力が出すぎてしまう恐れがあるからです。

ですが腕相撲骨折を起こさない方法があります。

以前プロのアームレスリングの人がテレビで言っていましたが、自分の肩と握りこぶしの位置が離れないようにすることがケガの予防になるとのことです。

勝つときも負けるときも拳と体が一緒に動くようにすることが大事ということです。でも酔っていたらそんなこと考えていられないと思いますが。。

でも参考にしてみてくださいね。

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